♠ コイカリ×アスリートSP第1弾 ｢ごっつぁんしない男｣

高校まで地元・静岡で過ごした武田修宏(高校時代:天田悠仁、上京後:さいねい龍二)は5年間付き合ってきた彼女(藤井優香)と別れ上京。
恋愛よりもサッカーを選び読売クラブに入団した武田は、熾烈な競争に身を置く毎日。
その中で東京で知り合い付き合うことになった優子(東園恵)との時間が唯一の癒しだったが、人気が出てきた武田は外に出ると必ず気づかれるようになり、思うようにデートもできない…。
平日はサッカー、休日は家でデートと言う生活が続く中、武田はついに日本代表に選出される。そして1992年、Jリーグが発足。プロになった武田はますます世間の注目を浴びる。華やかな会合に声を掛けられることも多くなり、気づけば優子との生活はすれ違っていた。

ある集まりの帰り、路上で偶然優子と会う。「今の生活に私は必要なの?」と優子から聞かれる武田。
「確かに優子との生活にはギャップが生まれ、会う時間も短くなった。優子はアマチュア時代から自分を支えてくれた大切な人だが、この生活が続けば優子を傷つけてしまうかもしれない…」

その時、武田は…

プロになった武田修宏(さいねい龍二)はますます世間の注目を浴び、気づけば彼女の優子(東園恵)との生活はすれ違っていた。
「今の生活に私は必要なの?」と優子から聞かれる武田。
「優子は自分を支えてくれた大切な人だが、この生活が続けば優子を傷つけてしまうかもしれない…」
武田は…

>>B：もう少し相手の出方を見る

「私なんて、必要ないんじゃない?」ともう1度尋ねる優子。「そうだな。優子は悪くない。ただ、俺が優子を幸せにできないだけなんだ…。」と答え、武田は別れることを決めた。
そして、武田の生活はサッカーだけとなる。平日はサッカーの練習に明け暮れ、週末に華やかなパーティに参加することがあっても、決してハメをはずさない。付き合っていた琴美(日向ハルカ)に浮気をされた時もあっさり別れを選び、武田の中で女性に対する見方はどこか冷めていた。
その後、Jリーグのチームを渡り歩き、結果を出してきた武田は、活躍の場を求めパラグアイへの渡航を決断。東京ヴェルディ1969に復帰し、そこでプロ生活にピリオドを打った。
「あの時、もし結婚をしていたら…」今も武田の頭にその思いがよぎる。
しかし「相手のためにも間違っていない決断だった」と考え直し、今も武田は結果を出す日々を過ごしている。

プロになった武田修宏(さいねい龍二)はますます世間の注目を浴び、気づけば彼女の優子(東園恵)との生活はすれ違っていた。
「今の生活に私は必要なの？」と優子から聞かれる武田。
「優子は自分を支えてくれた大切な人だが、この生活が続けば優子を傷つけてしまうかもしれない…」
武田は…

>>A：生まれ変わると誓う

「分かった。こんな生活やめるよ。」武田は変わることを決めた。
夜の付き合いをなくし、週末は優子と過ごす生活を始め、サッカーでも結果を出していく。得点王に輝き日本代表にも選ばれた武田は優子と結婚し、息子も誕生し幸せに暮らしていた。
ある日チームのマネージャーからイタリア行きを打診される。「このまま日本でプレーするか、それともイタリアでチャレンジするか…」悩んだ武田は家族と一緒に過ごすことを選び、日本に残ることを決断。数年後、プロ生活を8年で閉じた武田はジュニアクラブチームの指導者になった。チームには息子のマサオ(真太郎)も在籍し、優子と3人で仲良く生活している。武田にとって家族はかけがえのない宝物だ―。