♠ 芸人SP ～恥ずかしすぎる恋物語2～ 第2弾「惑う女」

それは、近藤くみこ(小田)が高校時代に味わった甘酸っぱい恋の思い出。
2年生から同じクラスになった博之(小西)は寡黙で、女子も近寄りがたい孤高のイケメン。しかし、くみこにだけは気兼ねなく話しかける存在だった。そんな博之に対し、くみこも少なからず恋心を抱いていた。放課後、博之に借りたCDを聞いているくみこの元へ、博之がふらりと現れる。UKポップが気に入ったくみこは、もっといろんな曲を聞きたいと博之にせがみ、休みの日に博之の家に行くことに。思わせぶりな博之の言葉にメロメロのくみこは、大学進学のこと、家庭環境のことで博之と意気投合していく。
1年後－
3年生になったくみこには別の彼氏・将太(羽田)ができていた。一方、博之にもサヤカ(仲本)という彼女ができていた。くみこと博之は別のクラスになったこともあり、特に連絡をとりあうことはなかったが、ある日博之から誘われる。
「くみちゃんって、昔俺のこと好きだった？」
博之の言葉に戸惑いながらも、昔のことだからとお茶を濁すくみこ。そんなくみこは、受験に専念するために将太と別れることにした。そして、その噂を聞きつけた博之は「自分もサヤカと別れた。」とくみこに告白する。その理由は、受験勉強ではなく、くみこのことが好きだったからだ。しかし、友人のサヤカのことも裏切れないくみこは、付き合えないと断りを入れる。
そんなことはお構いなしに、博之はくみこへのアプローチをやめようとはしない。改めて「付き合ってほしい！」とせがむ博行に対し、くみこは・・・？

近藤くみこ（小田）は、かつて想いを寄せていた博之（小西）から、今更ながらの猛アプローチを受け困惑。受験に専念するために彼氏と別れたのに、執拗に「付き合ってほしい！」とせがむ博之に対し、くみこは・・・？

>>B：OKする

この機会を逃せないと、くみこはOKを出すものの、やはり友達のことが気になりすぐに別れることになった。
 
ある日、博之の元カノ・サヤカ（仲本）に呼び出されると、博之と付き合ったことへの怒りで罵倒される。
くみこは、友人の彼氏を奪った女として、クラスでも噂され友達を失い、そして受験も全滅。
 
卒業式ー、博之からのメッセージには、「アホ！大学に落ちやがって」。
くみこの僅かながらの恋心も全滅したのであった。

>>A：断って受験に専念する

「ごめん、やっぱり付き合えない。」
くみこは受験を理由に博之の告白を断った。
一段落したことで、くみこはやっと勉強に専念できるようになり、そして無事合格することができた。

サヤカに呼び出されたくみこ。サヤカは、2人の関係を怪しいと思っていたが、くみこは全てを正直に話し、博之とは何もなかったと伝えた。しかしサヤカは、もう自分のことは気にせずに、ちゃんと博之に気持ちを伝えたほうがいいと背中を押す。意を決したくみこは、博之に合格を伝え、これで一緒に東京で大学生活を・・・と思った矢先、博之の口から出た言葉はー
「大阪の大学になった。遠距離も嫌なので、くみちゃんとはずっと友達で！」
そんな小悪魔的な笑顔に、くみこは翻弄されるのだった。