広島ホームテレビ

JRの高架化事業 完成は10年遅れの2048年度へ

広島

府中町から海田町の区間で進むJR線の高架化事業について、県は工期が10年遅れ、事業費が8割増える見通しを明らかにしました。

この事業は、府中町から海田町までのおよそ5.1キロ区間を高架化するもので、踏切の解消による渋滞緩和や安全性の向上を目的としています。

県によりますと、新型コロナ禍の影響による用地取得の遅れや、労働環境の変化に伴う工程の見直しなどによって、完成時期を従来計画から10年延長し、2048年度を目標とする方針です。

また、事業費は当初のおよそ915億円から、およそ1685億円へと増額される見込みで、増加額は770億円、増加率は8割を超えるということです。

16日の県議会では、地域住民への丁寧な説明を求める声のほか、事業費の増額が他の事業予算に与える影響を懸念する意見も上がりました。

これに対し県は、「早期完成に向けて着実に事業を進めていきたい」としています。