青少年育成広島県民会議の新しい会長に、前サンフレッチェ広島社長で広島経済大学特任教授の仙田信吾さんが就任しました。
仙田さんは中国放送(RCC)の役員などを経て、2020年にサンフレッチェ広島の社長に就任。現在は相談役を務めています。
就任会見で仙田さんは、今年4月に亡くなったサンフレッチェ広島の初代総監督・今西和男さんの思いを伝えていきたいと話しました。
今西さんは、日本代表の森保一監督をはじめ、多くの選手や指導者を育てたことで知られています。仙田さんは、サンフレッチェ広島の社長就任後に今西さんと親交を深め、その考え方に強い影響を受けたといいます。
今西さんが重視していたのは、サッカーの技術だけでなく、選手たちに「聞く、伝える、書く、考える」というコミュニケーションの力を徹底して教えていたといいます。
仙田さんは、このコミュニケーションの原点こそが挨拶だと考え、「コミュニケーションの基礎の基礎である挨拶という言葉に置き換えて、『挨拶は人を育てる』ということを広島県民の皆さんに広げていきたいと思っています」と語りました。
会見では、自身がサンフレッチェ広島の社長時代に経験したコロナ禍のエピソードも紹介。
入場制限が続く中、スタジアムを訪れたサポーター一人ひとりを出迎え、見送る活動を続けた結果、多くの励ましの言葉を受け、「挨拶や声掛けに支えられた」と振り返りました。
今後、青少年育成広島県民会議では、これまで取り組んできたあいさつ運動や少年の主張大会などに加え、「挨拶は人を育てる」をテーマにしたキャンペーンを展開する方針です。