広島県福山市に、使用済みの太陽光パネルを再利用するリサイクル工場が完成しました。背景には、将来的に見込まれる大量廃棄への対応があります。
完成したのは、エディオングループが手がける太陽光パネルのリサイクル工場です。
太陽光パネルは、東日本大震災以降、再生可能エネルギーとして普及しましたが、寿命はおよそ20年とされていて、2030年代後半には大量に廃棄されると見込まれています。いわゆる「2030年問題」です。
工場では、太陽光パネル1枚あたりおよそ2分のペースで分解し、ガラスなどの素材として回収します。回収された素材は、ブロックやアスファルトなどに再利用されるということです。
エディオングループは、2035年までにこの工場で年間およそ4万枚のパネルをリサイクルする目標を掲げています。
また、関係者は「埋立地が不足する中、リサイクルによって廃棄を減らしたい」と話していて、環境負荷の軽減にもつなげたいとしています。