広島ホームテレビ

1月の山火事…海自爆破訓練が原因で延焼か 江田島市

広島

1月に起きた江田島市の山火事について、海上自衛隊の爆破訓練で飛散した高温の砂によってシダなどに火がつき延焼したとみられることがわかりました。

1月、江田島市にある海上自衛隊の射撃場の敷地内から出火し、4日間で山林19・7haが燃えました。

消防などによりますと、爆薬を使った訓練で高温の砂の塊が飛び散り、半径34mの3カ所でシダなどの植物に火がついたことで山林に燃え広がったとみられることが実証実験などからわかったということです。

海上自衛隊は再発防止策として防護壁の設置や周辺の木の伐採、消火器具の設置などを検討していくとしています。