おととしの原爆の日に中核派の活動家5人が広島市の職員に集団で暴行した罪に問われている裁判で、広島地裁は全員に有罪判決を言い渡しました。
中核派の活動家5人はおととし8月6日、原爆ドーム北側で広島市の職員に対し集団で腕を組んで体当たりし、押し続ける暴行を加えた罪に問われています。
広島地裁は「妨害行為に対する正当防衛の状況にはなかった」などとして5人全員に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
弁護側は公訴権の濫用として公訴棄却を求めていましたが、政治的弾圧とは認められず主張は退けられました。
弁護側は即日控訴したということです。