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広島城「小天守」復元案を初公開 工事費195億円に高騰

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矢田息吹記者「広島城の復元について市役所ではこれから7回目の会議が開かれます」

再建から65年以上が経ち耐震基準を満たしていない広島城。市は木造での復元に向けた議論を進めています。

大学教授らを交えて行われた会議では、かつて大天守の東と南に存在した小天守を復元する案が初めて示されました。

城郭・古建築模型作家 島 充委員「(絵図を見ると)東の小天守はちょっとずんぐり描かれていて、南小天守はシュっと描かれている。全く同じものが左右対称にあったのか考えてほしい」

市は費用について資材費の高騰などをうけ当初の約131億円から最大195億円に見直したことを明らかにしました。