13日に閉幕を迎えた大阪・関西万博。広島でも惜しむ声が聞かれた一方、新たな動きもあります。
「みんな!184日間、本当にありがとう!」
13日に多くの人に惜しまれつつも閉幕した大阪・関西万博。広島にあるオフィシャルショップも営業を終えました。
丸善広島店 市山 祥平さん「ぬいぐるみがこちらあたりにあったんですが、全て売り切れてしまいました」
閉幕が近づくにつれて特に売れたというのが万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズです。およそ2カ月前、棚は「ミャクミャク」のぬいぐるみなどで埋め尽くされていました。
閉店間際の13日もかけこみでグッズを買い求めにくる人の姿が…
買い物客「ミャクミャクがかわいいなと思って、それで見たら『そういえば閉幕だよね』みたいな感じだった」
万博に行ってきたばかりという家族も閉幕を惜しみます。
父親「砂に手を突っ込んで気持ちよかったやつです。クウェートです。クウェートで食べたごはん。ラムとサフランライス。クウェート館2階のレストランですね」
母親「トルクメニスタンでみた映像。国の紹介みたいなやつです」
父親「もう1日1泊して閉幕までいたらよかったねみたいな話はしました」
未来を先取りした最新技術などを披露し、2500万人以上が訪れた万博。
藏田晃裕記者「大阪万博のパビリオンが、ここ福山市でもみれるようになるかもしれません」
五感を使った展示や音の体験を通してわくわく感を届け続けたパビリオン、「いのちの遊び場・クラゲ館」。福山市は旧体育館の跡地に誘致する方針を明らかにしました。
福山市 枝広直幹市長「年齢を超えた多様な人々が交流する場にもできるんじゃないか」
また、廿日市市によりますとフランスパビリオンから宮島の大鳥居とフランスのモンサンミッシェルが再現されたモニュメントを「寄贈したい」と口頭で打診があったということです。
市は「正式に移築が決まったわけではない」としたうえで、設置場所や照明器具などについて対応を検討する方針です。
184日間の会期で幕を閉じた大阪・関西万博。これからも人の心に、そして形としても残り続けます。