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指紋採取などの技術を若手に 県警の鑑識伝承塾 広島

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広島県警のベテラン捜査員から指紋や足跡を採取する技術を学ぶ、鑑識伝承塾が開かれました。

広島県警 原忠嗣指導官「きれいな足跡があるなんてイメージから消してくれ。そんな現場はない、ドラマだけ」

鑑識歴45年、県警の原忠嗣指導官から足跡の取り方の指導を受けるのは、県内の警察署に勤務する若手警察官ら5人です。

5人はライトで地面を照らして足跡を探し、特殊なフィルムで採取する方法を教わりました。

広島東署 宮川小雪巡査「(足跡が見えず)焦ったが鑑識活動は丁寧な活動をしていかなければいけない。焦りよりも正確さを大切にしようと思った」

3日間で23人が受講し、足跡のほかに指紋やDNAの取り方など、ベテラン捜査員の熟練技術を学びました。