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「世界核被害者フォーラム」2日目 広島宣言採択へ 広島

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原爆や核実験などで被爆した世界の核被害者らが、核廃絶にむけて議論する国際フォーラムが10年ぶりに開かれています。

5日、広島市で始まった「世界核被害者フォーラム」は核兵器廃絶を訴える日米の団体が主催し、10年ぶりに開催されています。

広島・長崎の被爆者や核実験で被爆した人など録画参加を含めて11カ国36人が、それぞれの活動について報告しています。

ビキニ被ばく船員訴訟原告団長 下本節子さん「アメリカをはじめ世界に被爆の実態を伝え核兵器禁止条約を普遍化する努力をするべきです」

ビキニ被爆船員訴訟を続ける原告団長は、核実験の被害への国家補償と核が及ぼす実態究明を訴えていることを報告しました。

フォーラムでは「核と人類は共存できない」とする広島宣言をとりまとめ採択する予定です。