核兵器のない世界を実現するために、世界各国から核被害者や専門家らが集まり議論する、国際フォーラムが広島市内で開かれています。
10年ぶりに開催される「世界核被害者フォーラム」を前に、5日朝、世界中の核被害国から集まった参加者らが慰霊碑に献花しました。
マーシャリーズ教育イニシアティブ事務局長 ベネティック・カブア・マディソン氏「(マーシャル諸島では)67回の核実験が行われ、広島型の原子爆弾の7200倍の威力があったと言われています」
2日間にわたって開催されるフォーラムでは、広島・長崎の被爆者のほか、ウラン鉱山の元労働者、核実験で被曝した人など録画参加を含め11カ国36人が登壇し、それぞれの活動について報告します。
初日は約350人が参加したということです。
6日は「核と人類は共存できない」とする広島宣言をとりまとめ、採択する予定です。