広島市西区の道路陥没事故から26日で1年です。現場では今も復旧工事が行われています。
川村凌記者「1年経過した事故現場です陥没したエリアは白いフェンスで囲われている状態で、その奥ではクレーンでの作業が行われています」
去年9月、西区福島町で雨水管を整備する地下の掘削工事中に幅約30mから40m、深さ2mほどの道路が陥没しました。
19棟の建物でひび割れや傾きなどが確認され、このうち11棟が解体となり今も11世帯20人が仮住まいを続けています。
現場周辺では今も損傷した下水道管の復旧工事が行われ、来月からは陥没の原因とみられる掘削機の調査が始まる予定です。
広島市によりますと原因究明にはおよそ2年かかる見通しで、復旧や補償には80億円程度が必要になる予定です。
来月中旬には地元説明会が行われる予定です。