広島ホームテレビ

宮島・弥山遭難に注意 多言語チラシを配布 広島

広島

宮島で弥山登山者の遭難が増えていることを受け県警や消防が注意を呼びかけました。

廿日市署 警備課長 大平真也警部「服とかくつとか飲み水とかしっかりした状態で登ってくださいね。けがしたり迷ったりしますよということが書いてありますのでこれを読んでみてください」

警察と消防は宮島の弥山で日本語のほか英語や中国語で注意を呼びかけるチラシを登山者に配りました。

廿日市市によりますと来島者数は年々増加傾向で、外国人観光客は過去最多のペースとなっています。

弥山で遭難やけがをした人が今年すでに去年と並ぶ24件確認されていて、過去最多に迫る勢いです。

神奈川からの観光客「(外国人観光客が)スウェットにサンダルで登っている人がいてすごいな、こんな格好で登るんだと思って」

警察などによりますと軽装や遅い時間帯にけがをしたり道に迷ったりしやすいといいます。

「きれいな道が2つ分かれていて表示もないし」警察と消防は弥山の登山道を歩きながらあらためて危険場所を確認しました。

廿日市市宮島消防署 松田大輔消防司令補「登山道の分岐であったり、その辺はやっぱり間違いやすいところなので、下山する時は明るいうちに下山していただきたい」