規格外のピオーネを使った手作りのジャムづくりが、三次市の加工場で最盛期を迎えています。
三良坂町の「ピオーネいきいきグループ」は、地元の生産組合から分けてもらった出荷の規格にあわないピオーネで毎年ジャム作りを行っています。
半分に切って皮を剥いたピオーネ約50kgを大釜で3時間ほど煮込みますが、自然な色を出すため途中で袋の中に詰めた皮を入れるということです。
果肉の形が残るのが特徴で、色や味が変わらないよう火加減に注意しながら作業を進めています。
ピオーネいきいきグループ代表 村本 貢さん「粒が残っているのでどこにもないジャムだと思います。食べ応えがありおいしいと思うので食べてみてください」
今年は材料が少なく今月下旬ごろまでに500個ほどしか生産できないそうですが、広島三次ワイナリーなどで販売されています。