江田島市は倒壊の恐れがあり所有者がいない空き家で略式代執行による解体工事を始めました。
取り壊しが始まったのは江田島市の切串地区にある木造3階建ての築54年の空き家です。
去年5月、付近の住民から「3階が倒壊して潰れかけた家がある」と相談を受けたということで、建物の一部倒壊や所有者が死亡し相続者もいないことなどから2月に特定空き家に認定しました。
江田島市 土木建築部都市整備課 中田慎一郎課長「空き家になる前に個人の方で管理とかをきちんとしていただくように心がけてほしい」
江田島市での略式代執行は今回が2例目で、工事は12月上旬まで行われますが、費用約330万円は国や市が負担する予定としています。