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 サルにGPS装着 東広島市で鳥獣対策の研修

広島

「実りの秋」に注意が必要なのがクマやイノシシ、サルなどの鳥獣被害です。
8日、東広島市では鳥獣対策の研修が行われました。

東広島市で行われていたのは、クマやイノシシなどといった鳥獣対策の研修です。

研修には、県が主導して設立し、去年4月に本格稼働が始まった「テゴス」のアドバイザーが参加し、これからの時期、市街地に出没する原因となる放任果樹の対策を学びました。

また、サルによる農作物被害への影響が深刻になっていることを踏まえ、サルにつけたGPSの追跡方法も実習しました。
GPSの装着で群れの行動を把握することが行われおり、追い払いや放任果樹の伐採といった対策につながるということです。

県内でもすでに、4市町でGPSによる追跡に取り組んでいて、今後さらに増える見込みだということです。

■テゴス 向谷敦志代表理事
「何回もこういう研修をやることによって、GPSによる追跡範囲が広がり、スキルが上がるという2つの狙いを考えております。」