7日、緊急の記者会見で辞任を表明した石破総理大臣。
8日、県内でも関係者などに波紋がひろがり、総裁選へ向けた動きも加速しました。
7日夕方、緊急の記者会見を開き「総裁の職を辞することにした」と辞任を表明した石破総理大臣。
8日、自民党は臨時の役員会を開き、後任を決める総裁選を実施する方針を正式に決定しました。
街の人からは
「やめて正解だと思います」
「言っていることはいいが実行力不足だった」
「辞任は遅かったという人もいるが、私はそうとは思わない」
など様々な意見が出ていました。
自民党広島県連は、8日の会合で「総裁選前倒し」の要求について協議する予定でしたが、辞任を受け、今後の総裁選にむけた
動きについて確認したということです。
■平口洋会長
「石破総理の辞任表明は、肩透かしをくらった感じです。総裁選の大きな問題はアメリカとの交渉。粘り強く交渉できる人がいいだろうと思う」
■中本隆志会長代理
「今の時代にあったタイムリーな政策を誰が一番出してくれるのか、それを県連としては見極めて最終的に決めていくべきです」
一方、立憲民主党の広島県連が8日開いた参院選を総括する会合の中で、佐藤公治代表が総理の辞任について
「リーダーとしてのけじめが遅くなり伸びたこと」に言及しました。
■森本真治代表代行
「国政課題が山積してる中で経済対策なども含めて、臨時国会を開かなければなりませんので、いつになるのだろうかということについては今の与党に思うところはある」
自民党は9日にも、総裁選挙管理委員会を開き、臨時の総裁選挙の日程などが正式に決まる見通しです。