被爆80年に広島の子どもたちが平和の願いを込めて描いた作品が完成しました。
太田朱香記者「こちら上を見上げてみますと大きな絵が飾られています」
こちらは高校生が考えたデザインで、平和を象徴する鳩にはいろんな言語で「平和」と描かれています。
ウクライナとパレスチナの象徴とされるひまわりとポピーの花がデザインされた作品も。
イオンモール広島府中に展示されているのは、戦後70年の2015年から始まった国際アートプロジェクト「キッズ・ゲルニカ」の作品です。
子どもたちが平和を願って描いた作品はこれまでに県内で30枚以上制作されており、ウクライナなど海外でも展示しています。
5日に園児や小学生などおよそ600人が集まり、平和について考えながら思い思いの絵を描きました。
参加者「これを機会に平和のことを少しでも感じ取ってもらえたらと思っています」
キッズゲルニカ事務局 加藤宇章さん「子どもたちが描いたのだと穏やかな気持ちになってもらえるのではないかと思っています。それぞれの思いで平和を考えてもらえれば」
今回の作品はイオンモール広島府中のほか、被爆建物の旧日本銀行広島支店でも展示する予定です。