広島都市圏の病院を再編し、JR広島駅北口に新病院を整備する計画で
広島県と広島大学は高度医療の分野などで連携していく協定を締結しました。
広島県は県立広島病院、県立二葉の里病院、中電病院、広島がん高精度放射線治療センターを統合し、高度医療を提供する新病院の整備を進めています。
県と広島大学は、高度医療の分野で協力していく事や、医療が受けにくい中山間地域への医師の派遣の調整などで協力していく協定を締結しました。
■湯崎 英彦知事
「本協定は新病院の核となる高度医療の提供や地域医療の貢献において、もっとも重要な取り組みだと確信しています。」
■広島大学・越智光夫学長
「新病院ができることで、広島大学で研修を受けたい医師が必ず増えてくるのではないかと思う。新病院と広島大学病院の間で、非常に強い連携があることで、若い医師は両方で経験できる可能性を考えると思う。
それで、若い医師がたくさん集まれば、山間地域にも医師の派遣が必ず増えてくると思う。」
新病院は、地上16階、地下1階で、ベッド数1000床を備える広島県内最大規模の病院として、2030年度の開院をめざしています。