相続税などの基準となる路線価が発表されました。再開発がすすむ広島駅周辺など県内の約7割の地点で上昇しています。
路線価は道路に面した土地の価格で、相続税や贈与税を計算する際の基準となります。
県内では継続調査地点の約7割が上昇していて、平均値は去年に比べて2.3%アップしています。
県内最高は中区胡町の相生通り付近で1㎡あたり371万円と去年より3.9%アップし、4年連続の上昇となりました。また広島駅周辺の路線価も去年より7%から12%程度上昇しています。
県不動産鑑定士協会は「新駅ビルの開業や中心部の再開発などへの期待感から土地の需要が高まったのでは」などと分析しています。