広島ホームテレビ

２４年前、福山市明王台で当時３５歳の女性を殺害したとして一審で懲役１５年の判決を受けた男の控訴審が行われ、弁護側はあらためて無罪を主張しました。

被告の男（７１）は２００１年２月、福山市明王台の住宅に侵入し、当時３５歳の女性を果物ナイフで刺して殺害した罪に問われ、一審で懲役１５年の判決が言い渡されました。

２４日の裁判で弁護側は一審と同様に「現場に残された血液は２人以上の血液が混ざっていて、被告のものではない」として無罪を主張しました。

弁護側はもう一度被告人質問をするよう求めましたが、広島高裁が却下しました。

判決は来月２２日に言い渡される予定です。