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コメ2週連続安も「実感的はない」備蓄米放出で変化は 広島

広島

2週連続で値下がりしたスーパーでのコメの平均価格、広島県内でも変化はあるのでしょうか。

11日、福山市の園児たちが挑戦したのは毎年恒例、田植え体験!

時折雨が降るあいにくの空模様でしたが、子どもたちには関係ありません!

園児「気持ちいい~」

この取り組みは主食であるコメの作り方を肌で学び、園児たちに食べ物を大切にする気持ちを育んでもらいたいと、開園以来65年以上続いています。

園児「楽しかった。またやってみたい」

ここで育った稲を収穫するのは10月ごろ。

新米を味わうのが楽しみな一方で、大人たちは今後のコメ価格が気になるところです。

小泉進次郎農水大臣「1時間ぐらいたって応募状況ですけれども、約30社から応募があると聞いています。今欲しいという方々にこたえられる、そういった環境を作れたのはまずよかった」

小泉大臣は10日、2021年産と2020年産の備蓄米を10万トンずつ追加で放出すると発表。

このうち2021年産と、すでに中小小売り向けに放出を決めたものの買い手がついていない、およそ2万トンを合わせた12万トンについて、大手と中小の小売りなどを対象に11日、購入申請の受け付けを始めました。

政府が発表したスーパーでのコメの平均価格は、5キロあたり4223円。

2週連続の値下がりとなりました。

広島県内のスーパーではどのような変化があるのでしょうか。

万惣営業企画部 大久保知弘 統括マネージャー「こちらがコメ売り場になります。こちらがブレンド米、こちらが銘柄米。当社では5月31日から複数原料米(ブレンド米)を税抜きで300円、価格を下げさせていただきました。銘柄米に関しては税抜きで200円価格を下げています」

取材中にもコメを買いに来た人が。

買い物客「おー、ちょっと安くなっとるね。やっぱり安い方がいいよね。年金暮らしじゃけえ」

全国のコメの平均価格は下がったとはいえ、去年よりまだまだ高いのも事実。

買い物客「やっぱり実感的にはないですね、300円ぐらいじゃあ。今度は4000円台がね。まだ下がったなと視覚的にバンと飛び込んでくる感じはないですね」