転出超過が4年連続で全国最多となっている広島県の課題解決に向け、JAFと安田女子大学が三次市に注目し魅力を伝えました。
安田女子大学 学生「一度首都圏などでキャリアアップして、新しい土地に足を運んで新しい体験ができたらいいな」
実際に就職をひかえる大学生の生の声。
転出超過問題解決へ、安田女子大学と、若年層の会員の減少が課題となっているJAFがタッグを組みました。
地域の魅力を伝えることで若者の転出を防ぐことを目指すプロジェクトを発足。
今回選ばれたのは広島県三次市です。
学生「(三次市は)観光スポットの認知度に課題がある。広島市内から車で約1時間の距離にあり、ちょっと遠出してみたい若者のニーズにも合致しています」
三次市の課題と照らし合わせ生徒たちが考えたのは、車で映えスポットを巡るスタンプラリー。
三次エリアに15カ所スタンプ地点を設置し、5つ集めれば抽選で景品がもらえる仕組みです。
スタンプ地点には藍染体験ができる場所や、去年8月にリニューアルした君田温泉などがあり、実際に学生が体験した様子を動画にし三次市の魅力をアピールしました。
学生「三次市の新たな魅力だったり若者でも楽しめるお店があることを新しく知ることができたので、すごく私たちとしても成長できたプログラムです。観光地を今後ブラッシュアップとか成長させていけば、若者も広島に残るのではないかなと思っています」