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広島の企業が開発 カカオ0%“チョコ”!?驚きの原材料は

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見た目も味もチョコレートなのにカカオ0%!チョコ風味の新スイーツ名前は「GOVOCE」。

広島市西区に本社がある「あじかん」の商品です。

開発者の平尾さんです。彼が手に持つコレがチョコレート風味の新スイーツの原料です。

あじかん 開発者・平尾凌さん「一般家庭だときんぴらごぼうとか総菜がメインですよね。砂糖と油とゴボウを混ぜるとお菓子にもなるというところでこれは新しいゴボウの食べ方として提案ができるのではと」

そう!チョコレート風味の正体は「ゴボウ」でした。チョコの見た目&味はなぜ?

焙煎したゴボウをパウダー状にしたものを溶かし砂糖と油脂に混ぜ合わせるだけで…チョコレートのような色に変化しました。

市販のチョコレートから検出した10種類の香気成分のうち、8種類の成分が「ゴボウ」と共通していたそうです。

この「GOVOCE」には使われていないカカオ豆ですが、その価格は2年前と比べておよそ3倍ほども値上がりしていて高止まりが続いているんです。

開発者の平尾さんによると他の商品を開発中に失敗作から、どことなくチョコレートっぽい風味を感じたそう。その原料が「ゴボウ」でした。まさに偶然から生まれた新スイーツでした。

ただ、チョコレートに似ているだけではなく「ゴボウ」なだけに食物繊維も豊富だそうです。広島の企業が全国から注目されている話題でした。