6月1日、三次市で夏の到来を告げる観光鵜飼が始まりました。
鵜匠が乗った3隻の鵜舟を囲むように、観光客らを乗せた遊覧船がゆっくりと川面を滑り始めました。
腰みのに烏帽子姿の鵜匠たちは手縄を巧みに操り、あかりに驚いたアユや小魚を鵜に捕まえさせる昔ながらの漁を繰り広げました。
1日は川の状態も良く鵜たちも調子が上がったのか、立派なサイズのアユなどを上手に捕まえていました。
観光客「伝統的な魚を捕る姿が見られていい経験にもなったし楽しかった」
鵜匠・日坂文吾さん「鵜の健康管理もしっかりできていたのでまずまずの釣果かなと。(見物客に)感動を与えるという意味でも非常によかった」
三次の観光鵜飼は9月10日まで行われ、2千2百人の観光客を見込んでいます。