マダニにかまれることで感染する日本紅斑熱で広島県呉市の70代の女性が死亡しました。
広島県内では今年初の死亡例となっています。
呉市によると市内に住む70代の女性は17日、発熱の症状がでたのち24日に救急搬送されましたが、死亡したということです。
マダニによる刺し口が確認されたことから検査をしたところ日本紅斑熱だったことが分かったということで県内での死亡例は今年初としています。
女性がどのようにしてマダニにかまれたかは分かっていませんが、呉市内では2年前に農作業中にかまれたとみられる死亡例があり、市は屋外で作業するときには長袖など皮膚の露出を少なくすることなど注意を呼び掛けています。