旅するチョウとも呼ばれる「アサギマダラ」で地域を盛り上げようと、呉市・吉浦地区の住民がチョウが好む「フジバカマ」の苗を植えました。
呉市の狩留賀海浜公園に地域住民が植えたのは、秋に花をつける「フジバカマ」の苗です。この場所は2018年の西日本豪雨で土砂崩れが発生し、更地となっていました。
そんな中、吉浦地区の住民や女性会が中心となって去年からフジバカマの苗を植えています。フジバカマの花の蜜は旅するチョウとして知られる「アサギマダラ」の好物で、去年は17匹ほどのアサギマダラが来たということです。
吉浦女性会 宇都宮 利恵会長「大きく育ったらいいなと。白い花が咲いてアサギマダラが来たら、人々が集まって吉浦のまちが盛んになってくれればいいと思っています」
フジバカマは10月ごろに花をつけるということで、今年もアサギマダラの飛来が期待されています。