路面電車と歩行者が衝突 スイス国籍の男性(80)が意識不明の重体

広島

16日夜、広島市中区で路面電車と歩行者が衝突する事故がありました。
3人が病院に搬送され、そのうち80代の男性が意識不明となっています。

16日午後7時20分ごろ中区紙屋町1丁目の立町電停と紙屋町東電停の間で、
路面電車と歩行者2人が衝突する事故がありました。

警察によると
この事故で広島に観光で訪れていたスイス国籍の80歳の男性が意識不明の重体に、
74歳の女性も胸の骨を折るなどのけがをしていて、
乗客1人も気分不良を訴え搬送されました。

電車に乗っていた人「急にピーって鳴って何事かと思ったら人の悲鳴が聞こえた。
ブレーキがものすごくかかったのですごく揺れた」

衝突した2人は横断歩道を渡っていたとみられていて、
警察はドライブレコーダーの映像から
当時の信号を調べるなどして事故の原因を調べています。