小学校であったいじめの初期対応に遅れがあったとして、尾道市の教育委員会が謝罪しました。
「この度は誠に申し訳ございませんでした」
尾道市教委によりますとおととし4月、当時4年生の女子児童は3人の女子児童から口を無理やり開けて給食を食べさせようとするいじめを受けました。
被害児童は食べ物を飲み込めなくなるなどして適応障害の診断を受け、その後転校をしています。
尾道市教育委員会 宮本佳宏教育長「本来食べることというのは楽しいこと。それが今回こうした事態になってしまったということは大変申し訳ない」
市教委は、おととし5月に保護者から報告を受け認知していましたが、当初から1カ月あまりヒアリング記録を残していないなど初期対応の遅れを謝罪しました。
18日から市内の全小中学校の教員を対象にいじめ防止の研修を実施するとしています。