4月、福山市でパソコンのエラー画面をきっかけに80代女性が金銭を要求される事件がありました。その手口は…女性が証言しました。
被害女性(80代)「警察に110番して、(捕まえる)手助けをするぐらいに思ってたのに、その私がかかるのが悔しくて」
福山市に住む80代の女性はパソコンに表示された「エラー」画面に従って表示されていたサポートセンターに電話をすると・・・
被害女性「外国人が(電話に)でてああしてください、こうしてください…と」カタコトの日本語を使う男が要求してきたのは…
「10万円の電子マネーカードをコンビニで買って来てください」
パソコン画面のうその表示で電話をかけさせ金銭をだまし取るいわゆる「サポート詐欺」の手口でした。
被害女性「パソコンもそのままの状態で行きなさい、携帯電話も通話している状態で置いていきなさい(と言われた)…」
コンビニ店員の西谷悦子さんさんは女性の詐欺被害を未然に防いだとして警察から表彰を受けました。
西谷 悦子さん「リンゴのマークのカードがほしいと言われたのでその時点で(カードの)名前を知っとってんないのはおかしいなと」
被害女性「金券を買いに行くこと自体騙されてると今では思うけどその時には思えない。絶対だまされんと思ってたけど、実際(被害に)合ううとだまされるんだなと」
県警はパソコンに警告画面が出ても慌てずに家族や警察に相談するよう呼び掛けています。