前国連事務総長ら慰霊碑に献花 ノーベル賞メダルのレプリカ一般公開 広島

広島

被爆80年を迎えるのに合わせて国連の潘基文前事務総長らが原爆慰霊碑に献花しました。

平和公園を訪れたのは内戦を終結へと導きノーベル平和賞を受賞した
コロンビアのフアン・マヌエル・サントス元大統領や国連の潘基文、前事務総長らです。

広島市の松井一実市長とともに平和公園を視察し被爆の実相に触れたあと
原爆慰霊碑に献花しました。

14日まで県内に滞在し原爆資料館の視察も予定されています。

牧千晴記者
「被爆から80年で平和への関心が高まる今年。原爆資料館ではきょうからノーベル平和賞のレプリカメダルなどが展示されています。」

ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の箕牧智之代表委員が原爆資料館を訪れ、展示が始まったメダルと賞状のレプリカを見学しました。

日本被団協 箕牧智之代表委員
「(国が)戦争を起こして国民が犠牲になる。特に子どもが犠牲になるのはあまりにもつらい」

レプリカの一般公開は県内では初めてで、8月いっぱい展示される予定です。