マツダの毛籠社長はトランプ関税の影響で今年度1年間の業績予想が立たないと発表しました。
マツダ 毛籠勝弘社長「(トランプ関税の影響は)4月単月で90億~100億程度(営業利益を押し下げる)」
毛籠社長はトランプ関税の影響について先月単体については話したものの、今年度1年の業績予想については難しいとして言及しませんでした。
また毛籠社長は「サプライチェーンに守られて一緒に仕事をする」と会見で話し、極力関連企業に影響がでないよう2024年度と同じレベルで車の生産を維持する方針を示しました。
マツダは2024年度のアメリカでの販売が約43万4000台と全体の3分の1を占めており、そのうち日本からの輸出は半分程度となっています。
マツダの去年4月から今年3月までの決算はグループ全体で売上高は5兆188億円と過去最高となったものの、純利益はおよそ半分となる1140億円の増収減益となりました。