福山市鞆の浦 名産品「保命酒」づくり続く

広島

福山市鞆の浦の名産品「保命酒」づくりが続いています。

福山市鞆町で1886年から保命酒を作り続けている入江豊三郎本店では、原酒となるみりんの製造が進んでいます。

蒸した県内産のうるち米にこうじ菌をしっかりともみこむ米こうじの仕込み作業が行われました。

でき上がったこうじにもち米や焼酎を合わせ出来上がる原酒に、高麗ニンジンやサンショウなど16種の薬味を漬けると保命酒が完成します。

入江豊三郎本店 入江里彩社長「(仕込みは)例年通り順調ではあるんですけど、(コメの)値段がだいぶ上がって困ったなと思っているところ。心を込めて精一杯作っています。おいしいなと喜んで召し上がっていただけることを願ってます」

保命酒は来年2月ごろに完成する予定です。