中東情勢が緊迫する中、2隻目となる日本関係のタンカーがホルムズ海峡を通過したことが明らかになった。海運大手「商船三井」によると、通過したのはインド企業と共同保有するインド船籍の液化石油ガス(LPG)タンカー「GREEN SANVI」。日本関係タンカーによる海峡通過は4月3日の「SOHAR LNG」に続くものとなる。同船は同社がオマーン企業と共同保有するパナマ船籍の液化天然ガス(LNG)タンカーで、ペルシャ湾内に停泊していたが、通過後も乗組員に異常はない。従来は革命防衛隊の警護下で「安全回廊」を通過する以外に有効な手段はなかったが、今回はオマーン沖に近い南側ルートが使われた。ペルシャ湾内に残る日本関係船舶は43隻。米ブルームバーグによると、イランは通航料として原油1バレル当たり1ドル程度(約160円)を中国人民元や暗号資産で徴収するほか、船舶に友好国の国旗掲揚や指定航路の順守を求めているとされる。さらに、各国を友好度に応じて分類し、通航条件を変動させている可能性も指摘されている。
★ゲスト:田中浩一郎(慶應義塾大学大学院教授)、小谷哲男(明海大学教授)、今村卓(丸紅経済研究所社長)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/元テレビ朝日政治部長)