広島ホームテレビ

「ティラノサウルス由来の革製バッグ」美術館に登場 研究者から疑問の声も オランダ

国際

 “恐竜”由来のレザーバッグが、論争を巻き起こしています。

 青緑色の皮のバッグ。オランダ・アムステルダムの美術館で来月まで展示されたあと、オークションにかけられる予定です。

 その最低落札価格は50万ドル、日本円でおよそ8000万円とみられています。高額の理由は、その素材です。

ラボグロウン・レザー社 エミリー・テルフォード氏
「これはティラノサウルス由来のレザーバッグです。研究所で培養され、その後なめし加工を経て革となり、最終的に美しいバッグに仕上がりました」

 研究チームによると、ティラノサウルスの化石から取り出した古代のタンパク質の断片を、別の動物の細胞に組み込み、コラーゲンを生成して革に加工したということです。

 一方で、一部の研究者からは「ティラノサウルス・レザー」という表現に疑問の声も出ています。恐竜の骨に残るコラーゲンはごくわずかで、皮膚そのものを再現するには不十分などと指摘されています。

(2026年4月5日放送分より)