ウクライナのゼレンスキー大統領は、各国の首脳が集まる会議でロシアとの和平交渉を巡り「戦争終結に向けた合意よりも先に安全の保証が必要だ」と訴えました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「戦争終結に向けたいかなる合意よりも先に安全の保証に関する合意がなされるべきだ」
ゼレンスキー大統領は14日、ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議でこのように述べ、停戦後の安全の保証こそ再侵攻を防ぐために重要との考えを強調しました。
また、ゼレンスキー氏は記者団に対しアメリカから15年間の安全の保証を提示されていることを明らかにしました。
これに対しウクライナ側は少なくとも20年間を求めているということです。
ロシアとの和平交渉では安全の保証のほか、領土の問題で合意に至っていません。
ゼレンスキー氏は、スイスで17日から行われるアメリカを交えた3カ国協議での進展に期待感を示した一方、「アメリカは譲歩をロシアではなくウクライナの文脈で語ることが多すぎる」と不満も漏らしました。