ノーベル賞の授章式がスウェーデンのストックホルムで行われ、大阪大学の坂口志文特別栄誉教授と京都大学の北川進特別教授にメダルが授与されました。現地から報告です。
ノーベルウィーク中、雨が降り続いていましたが、授賞者を祝うかのようにきょうは午前中できれいにあがりました。
燕尾服姿の坂口さんと北川さんは、1500人以上が見守るなか、国王からメダルと賞状を授与され固い握手を交わしました。
授賞式後、坂口さんは「メダルは結構重たい。本当にありがたく思っています。人生で特別な日になると思います」と語りました。
会場を出る際、報道陣が「おめでとうございます」と声を掛けると、北川さんは拳を上げ、坂口さんは笑顔で応じていました。
そして、2人は現在、市庁舎で行われている晩餐(ばんさん)会に出席しています。
受賞者の家族やゲストなども含め1300人以上が出席する盛大な催しです。
晩餐会はあと1時間ほどで終わる予定ですが、その後は深夜まで舞踏会が行われるということです。