横浜市でイベント中に花火を打ち上げる台船が燃えた火事で、第三者委員会が、筒の内部で花火が爆発した可能性があるとする最終報告書を発表しました。
横浜市のみなとみらいで、8月、イベント中に花火が暴発して打ち上げ用の台船が燃える火事が起きました。
この事故の原因究明や再発防止策を検討してきた第三者委員会は、最終報告書で、火薬の装填（そうてん）ミスなどによって筒の内部で花火が爆発する「筒ばね」が発生した可能性があるとしました。
飛び散った火花が近くの木材などに燃え移り、被害が拡大したとみられるということです。
イベントの実行委員会は、「結論を踏まえたうえで、来年以降の開催について考えていきたい」としています。