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被災地で今季一番の冷え込み 冬の地震ならではの警戒点

社会

 10日は地震の揺れが大きかった地域で今季一番の冷え込みとなっている所があります。

 上空の寒気などの影響で、北日本を中心に914ある観測地点のうち半数で最低気温が0℃未満となる冬日となりました。

 北海道陸別町ではマイナス18.8℃と、全国の今季最低を更新しています。

 また、地震の揺れが大きかった地域でも冷え込みが厳しくなりました。

 岩手県久慈市でマイナス5.9℃、岩手県軽米町でマイナス4.6℃など、この冬に最も低い気温を観測したところもあります。

 冬の地震は雪や寒さが厳しく、道路に雪が積もっている状態での避難や低体温症にも注意が必要です。

 また、暖房器具による火災のリスクや、かぜやインフルエンザの流行時期と重なり、感染症のリスクも高まります。

 冬だからこその警戒点にも気を付けて地震へ備えて下さい。