フジテレビが、中居正広氏と女性アナウンサーのトラブルの対応を怠ったとして、港浩一前社長と大多亮元専務個人に対し、50億円を支払うよう訴えを起こしました。
■フジテレビが被った損害は453億円
大多元専務は、問題が上層部に上げられた後の対応を1月にこう振り返っていました。
「企業ガバナンスとしても、もっとなにかできることがあったのかどうか。あの状況のなかで、進んでいくなかで、他に何かいい解決策はなかったのかというのは常に思います」
その責任を厳しく問われることになります。
おととし、中居正広氏と元アナウンサーの女性との間で起きたトラブル。事態への対応は後手に回りました。
港前社長 (1月)
「責任は私にあり、私自身が人権への認識が不足していたこと。会社全体のガバナンスを十分に機能させることができなかった。心からおわび申し上げます」
フジテレビは大きな批判を浴びることになりました。
フジテレビ 清水賢治社長 (6月)
「当社監査役は港前代表取締役社長および大多元専務取締役に対して、法的責任を追及することを会社法に基づき決定し、訴訟の準備に入ったとのことです」
フジテレビは、重大な人権侵害の可能性があり、経営に著しい損害を与える懸念があったにもかかわらず対応を怠ったとして、港前社長と大多元専務個人に対して損害賠償を求めました。請求額は50億円です。日枝久前取締役相談役は含まれませんでした。
フジ・メディア・ホールディングスによると、フジテレビが6月末までに被った損害は453億円にも及びます。
フジ・メディア・ホールディングスは先月、2026年3月期の業績予想を大幅に下方修正。スポンサー企業のCM再開が遅れているため、営業利益は25億円の黒字が120億円の赤字になることを発表しています。
(「グッド!モーニング」2025年8月29日放送分より)