広島ホームテレビ

新東名高速でトレーラー横転 3時間トンネル待機の車も 

社会

 26日朝早く、新東名高速でトレーラーが横転しました。発生から8時間以上にわたって通行止めとなりました。

 事故直後の様子。何台もの車が立ち往生しました。

立ち往生した人
「『うわぁなんだ!』って感じで、急なブレーキで止まった。大体2時間はそこで動けなくなった」

 事故が起きたのは26日午前5時40分ごろのこと。

 現場は愛知県岡崎市の新東名下り岡崎東インターチェンジから約3キロ先にある額田トンネルの出口付近です。

 トレーラーは片側2車線をふさいだ状態で倒れ、鉄くずなどをブロック状に圧縮した廃棄物が散乱。午前6時ごろから岡崎東インターチェンジから新城インターチェンジの間で通行止めとなりました。

トンネルで立ち往生したトラック運転手
「大体(午前)6時から(立ち往生は)3時間くらいですかね。トンネルの中の臭いの方がひどい、空気が悪い」

 トレーラーの後ろを走っていたトラックドライバーは、手前のトンネル内で3時間立ち往生したそうです。

 その後、緊急開口部が開放され、トンネル内にいた車は上り車線に誘導されました。

トンネルで立ち往生したトラック運転手
「動いた時に事故現場が手をつけられない状態。散らばっているのが見えた状態」

 トレーラーの撤去作業は難航し、なかなか通行止めは解除されません。

 手作業でごみを取り除いていきます。

 現場に残されたタイヤ痕をみると、追い越し車線から走行車線にまたがっています。トレーラーは額田トンネルを出た後、車線を変更し、その後横転したのでしょうか。

 この事故で52歳の男性運転手が軽いけがをしたとみられます。

 事故から8時間以上たった午後2時半すぎ、通行止めは解除されました。