アメリカのトランプ大統領はウクライナの国境を守るため、アメリカ軍の地上部隊を現地に派遣する考えはないとの認識を示しました。
トランプ大統領は18日のウクライナとヨーロッパ首脳との会談で、ウクライナの将来的な「安全の保証」にアメリカも関与すると表明しました。
一方、トランプ大統領は19日のFOXニュースのインタビューで、アメリカ軍の地上部隊を現地に派遣する考えはないとの認識を示し、空軍を通じてヨーロッパの部隊を支援する用意があると述べました。
ホワイトハウス レビット報道官
「米政府はロシアとウクライナの二国間の合意を実現させるため、今、両国と協力している」
ホワイトハウスのレビット報道官はトランプ大統領とプーチン大統領との電話会談でプーチン大統領がゼレンスキー大統領と直接会談することを約束したと述べました。
ブルームバーグ通信はトランプ大統領が18日にハンガリーのオルバン首相と電話会談した際、オルバン首相が首脳会談の開催地として意欲を示したと報じました。
また、アメリカの政治サイト「ポリティコ」もハンガリーの首都ブダペストが最有力候補だとし、大統領警護隊が下見などの準備を進めていると伝えています。