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“クッキーおじさん”商品窃盗の手口 無人レジの防犯カメラにハッキリ

社会

 “クッキーおじさん”の犯行の手口が映っていました。

■セルフレジで…店長“憤り”

 5日深夜、都内の店に現れたTシャツを着た白髪交じりの人物。入り口近くにあったクッキーやマフィンをかごに入れましたが、その後、売れた数と棚の商品の数が合わなくなっていました。

無人販売店の店長
「何でだろうと調べたら“クッキーおじさん”が3枚取っていた」

 “クッキーおじさん”と呼ばれた人物は入り口近くから移動すると、別の棚からは豚汁を選び、向かった先は無人レジ。ここで犯行の手口がしっかり映っていました。

 商品を次々通過させていきますが、何か違和感が…。

 本来なら音がするのですが、商品を通過させても無音。一目で分かる防犯カメラの前で、クッキーやマフィンのバーコードを読み取ったフリをしていたのです。

 ところが最後、1498円の豚汁だけはなぜか読み取るフリを省略。

 “クッキーおじさん”の犯行時間はわずか2分ほど、被害総額は2698円になります。

無人販売店の店長
「ショックというか怒りというか許せない気持ちがありますね」

 店長は23日、被害届を提出。警察が窃盗事件として捜査しています。