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「X全量調査」政策発信を分析 参院選 公示後1週間

社会

 参議院選挙についてSNSのX上では各政党がどのような選挙戦を繰り広げているのか、公示日からの1週間ですべての候補者の投稿を対象にANNが分析しました。

 ANNでは参議院選挙について、公示日から1週間で各党の候補者と政党公式のXのアカウントを対象に、どのような「政策」に関連するワードが投稿されているのかを分析ツールで調べました。

 自民党では「物価高」に関する投稿が最も多く、次いで「安全保障」「賃上げ」でした。

 公明党では「減税」「物価高」「給付」の順になっています。

 立憲民主党は「物価高」「消費税」「ガソリン暫定税率廃止」でした。

 日本維新の会は「社会保障」「賃上げ」「教育問題」の順となっています。

 共産党は「消費税」が最も多く、次いで「減税」「外国人問題」でした。

 国民民主党は「賃上げ」「教育問題」「安全保障」の順になっています。

 れいわ新選組は「消費税」「給付」「憲法改正」でした。

 社民党は「外国人問題」「非正規雇用」「賃上げ」となっています。

 参政党は「外国人問題」「消費税」「減税」でした。

 日本保守党は「外国人問題」「関税」「安全保障」となりました。

 政党ごとに重点的に発信する内容に特色があり、投稿の内容としては、他党の主張に対する反論を多く投稿する党もあります。

 各政党がSNSを活用するなか、有権者がどのような判断を下すのか、参院選の投票日まであと7日となっています。