北朝鮮メディアは新たに整備されたビーチリゾートが開業し、初日から多くの観光客が訪れたと報じました。
2日付の朝鮮労働党の機関紙は、東部の江原(カンウォン)道元山(ウォンサン)に新たに整備された葛麻(カルマ)海岸観光地区の大規模ビーチリゾートが1日に開業したと伝えています。
首都平壌など国内各地から観光客が訪れ、ウォータースライダーや水上スキーを楽しんだとしています。
このリゾートには約2万人が宿泊できるホテルや飲食店なども建設されていて、先月24日の竣工(しゅんこう)式では金正恩総書記が「今年最大の成果の一つ」と評価していました。
北朝鮮は制裁の対象外となる観光業での外貨獲得を重要視していて、今後、国外の観光客の呼び込みも図るものとみられます。