広島ホームテレビ

イランの米軍基地攻撃で原油先物が急落 報復は限定的との見方 供給懸念和らぐ

国際

 イランによる中東の米軍基地への報復攻撃を受けて、原油の先物価格が急落しました。

 23日のニューヨーク原油市場で主要な国際指標のWTIの先物価格は一時、1バレル=68ドル台となり、7%を超える下落となりました。

 中東情勢の急速な悪化でイランの国会が原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖を承認したと報じられるなど原油の供給に対する懸念が高まるなか、イランによるアメリカへの報復攻撃は今のところ限定的なものにとどまっているとして、供給懸念が和らぎ原油価格は反落に転じました。