アメリカで亡命生活を続けるイランの元皇太子は、イスラエルやアメリカの軍事攻撃を受けるイランについて、「崩壊に向かっている」として、現体制の転換を訴えました。
レザ・パーレビ元皇太子
「この政権は崩壊に向かっており、人々はそれを知っている。イランの解放と平和のための唯一の解決策は、この体制がなくなることだ」
1979年のイラン革命で国を追われたパーレビ国王の長男で、アメリカで亡命生活を続けるレザ・パーレビ元皇太子がパリで記者会見を開き、最高指導者ハメネイ師をトップとする現在の体制を非難しました。
イスラエルやアメリカの攻撃を受けるイランの状況を念頭に、「政権交代が唯一の究極的な解決策だ」として、国民や国際社会に体制転換の必要性を訴えました。