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米ファンド フジ社長らと協議 取締役候補で妥協案見いだせず

経済

 フジ・メディア・ホールディングスの経営体制を巡る問題で大株主の投資ファンドのトップが来日し、フジテレビの社長と協議しました。

 フジ・メディア・ホールディングスの大株主であるアメリカの投資ファンド、ダルトン・インベストメンツのトップ、ローゼンワルド氏は、フジテレビの清水社長と面会しました。

 フジ側は先週開かれた取締役会でダルトン側が提案した12人の取締役候補に反対し、両者の意見が分かれています。

ダルトン・インベストメンツ ローゼンワルド氏
「清水社長に会ってドジャースのキャップを渡したよ。この仕事は大谷と同じようなタフな仕事になると話したよ」

 ローゼンワルド氏は「非常によい面会だった」とした一方、株主総会前に人事についての妥協案を受け入れることについてはフジ側から明確に否定されたと明らかにしました。