警視庁が「株主総会特別警戒本部」設置 延べ2000人で総会屋を警戒

社会

 今週から来月末までに都内で株主総会の開催が集中することから、警視庁は企業に不当な要求をする「総会屋」の取り締まりなどのため「特別警戒本部」を設置しました。

 警視庁によりますと、都内では5月に約100社、6月には1200社ほどの株主総会が予定されていて、最も開催が集中する6月27日には一日で約350社の株主総会が行われます。

 株主総会の進行を意図的に妨害する、いわゆる「総会屋」は現在も全国で130人、都内でも数人ほどの活動が確認されていることから、警視庁は今月20日に「特別警戒本部」を立ち上げました。

 6月までに延べ2000人ほどの警察官が総会屋の警戒などにあたるとしています。